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慢性閉塞性肺疾患(COPD)

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

COPDとはどのような病気ですか? COPDの主な症状 COPDの原因について COPDの検査・診断方法 COPDの重症度と進行 COPDの治療について 禁煙治療 COPDの悪化(増悪)について COPDと上手に付き合うために 当院の診療姿勢 長引く咳・息切れでお悩みの方へ|当院にご相談ください 記事情報 作成:金子内科 院長 安藤智 日本内科学会 内科専門医 米国内科学会 内科専門医 参考文献:日本呼吸器学会 COPDガイドライン2022 初版公開:2026/02/08

COPDとはどのような病気ですか?

COPDとは、主に長年の喫煙によって肺が傷つき、空気の通り道が狭くなる病気です。

健康な肺では、空気はスムーズに出入りします。しかし、たばこの煙などによる刺激が長く続くと、肺の中に慢性的な炎症が起こり、元に戻らない障害が生じます。

その結果、

✔︎息が吐きにくくなる
✔︎肺に空気がたまりやすくなる
✔︎呼吸が浅くなる

といった状態になり、息切れや咳が続くようになります。

COPDの主な症状

COPDは、ゆっくり進行するのが特徴です。

よくみられる症状

・長引く咳
・たんが多い
・軽い運動で息切れ
・階段や坂道がつらい
・疲れやすい
・風邪が長引く

初期は症状が軽く、「年齢のせい」と見過ごされやすい点に注意が必要です。

COPDの原因について

主な原因

・現在・過去の喫煙
・受動喫煙
・大気汚染
・粉じん作業

禁煙していても、過去の影響で発症することがあります。

ブリンクマン指数

*ブリンクマン指数=1日の喫煙本数×喫煙年数(例:1日10本を20年間→ブリンクマン指数200)

が600以上でCOPDのリスクが高まるされています。

COPDの検査・診断方法

COPDの診断で最も重要なのが**呼吸機能検査(スパイロメトリー)**です。

他に行われる主な検査

・胸部レントゲン
・CT検査
・酸素濃度測定
・血液検査

などがあり、これらを組み合わせて、正確に診断します。

COPDの重症度と進行

COPDは、肺機能低下の程度によって重症度が分類されます。

進行すると…

・外出が困難
・家事や仕事が負担
・在宅酸素療法が必要

になる場合もありますが、早期治療で進行を遅らせることが可能です。

COPDの治療について

COPDの治療は「薬+生活管理」が基本です。

 

 

吸入薬による治療

治療の中心は吸入薬です。

・気管支拡張薬
・炎症抑制薬

を症状に応じて使い分けます。

正しい吸入方法が重要です

禁煙治療

禁煙は、最も重要な治療です。

喫煙を続けると、薬の効果が十分に発揮されません。

生活管理・非薬物療法

・適度な運動
・呼吸リハビリ
・栄養管理
・ワクチン接種

を組み合わせます。

COPDの悪化(増悪)について

感染症などをきっかけに急激に悪化することがあります。

増悪時の症状

・急な息苦しさ
・たん増加
・発熱
・咳悪化

このような場合は早めの受診が重要です。

COPDと上手に付き合うために

COPDは長期管理が重要な病気です。

・薬を継続
・体調管理
・定期通院
・早期対応

が安定につながります。

当院の診療姿勢

金子内科では、COPDだけでなく、喘息、心不全、貧血、睡眠時無呼吸症候群なども含めて総合的に評価します。

症状・生活背景・検査結果を踏まえ、わかりやすく説明し、納得いただいた上で治療を進めます。

よくある質問

COPDは治りますか?
残念ながら、現在の医学では、傷ついた肺を元に戻す治療法はありません。

そのため、COPDは「完治する病気」ではなく、「長く付き合っていく病気」と考えられています。

ただし、適切な治療を行うことで、

・息切れや咳の改善
・悪化(増悪)の予防
・入院リスクの低下
・日常生活の維持

が十分に期待できます。

早い段階で治療を始めるほど、良好な状態を長く保つことができます。
吸入薬は一生必要ですか?
多くの方で長期間の使用が必要になりますが、状態に応じて調整できます。

COPDは慢性疾患のため、症状が落ち着いていても治療を続けることが大切です。

ただし、

・症状が安定している
・悪化が少ない

場合には、薬の種類や量を調整できることもあります。

自己判断で中止すると、再悪化することがあるため注意しましょう。
禁煙すれば良くなりますか?もう遅いのではありませんか?
A.禁煙は、COPD治療で最も重要な対策です。何歳からでも効果があります。

禁煙すると、

・肺の炎症が悪化しにくくなる
・呼吸機能低下のスピードが遅くなる
・薬の効果が出やすくなる

といったメリットがあります。

「もう長く吸ってきたから意味がない」と思われがちですが、禁煙に遅すぎることはありません。
健康診断で異常がなくても安心ですか?
安心とは限りません。初期COPDは健診で見つからないことがあります。

多くの健診では、

・レントゲン
・簡単な問診

のみで、呼吸機能検査は行われません。

そのため、

✔ 咳が続く
✔ 息切れがある
✔ 喫煙歴がある

場合は、医療機関での詳しい検査をおすすめします。
吸入薬はなぜ必要なのですか?飲み薬ではだめなのでしょうか?
吸入薬は、薬を直接肺に届けられるため、最も効果的な治療法です。

吸入薬は、

・気管支を広げる
・呼吸を楽にする
・息切れを減らす

働きがあります。

飲み薬よりも、

✔ 効果が早い
✔ 副作用が少ない
✔ 必要な場所に届く

という利点があります。

正しい吸い方が重要なため、当院では使い方も丁寧に説明します。
日常生活で気をつけることはありますか?
「悪化させない生活」が最大の治療です。

特に大切なのは:

✔ 禁煙
✔ 薬の継続
✔ 睡眠確保
✔ 栄養管理
✔ 定期通院

です。

これらを守ることで、長く安定した生活が可能になります。

長引く咳・息切れでお悩みの方へ|当院にご相談ください

✔ 咳やたんが続く
✔ 息切れがある
✔ 喫煙歴がある
✔ 体力低下を感じる

これらがある方は、一度ご相談ください。

当院では、必要な検査を行い、患者さんに合った治療をご提案します。
早めの受診が、将来の健康を守る第一歩です。

記事情報

作成:金子内科 院長 安藤智
日本内科学会 内科専門医
米国内科学会 内科専門医

参考文献:日本呼吸器学会 COPDガイドライン2022

初版公開:2026/02/08

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